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【教育】はりはりブログ

現役小学校教師の教育ブログ  主に「書評」「アンケート考察」「学級経営の実践」について書いていきます!

【忘れ物対応②】落ち着いたクラスづくり 誰でも使えるリハーサルの技術

忘れ物する子が多くてたいへん・・・《いちせんせい》

今回は忘れ物をした子の対応だよ!《ハリー先生》

 

 

目的:忘れ物対応の時間を減らそう。

 

理由:忘れ物の対応には時間とエネルギーをけっこう使うから。

 

子どもが忘れ物するのには、大きな3つの原因がある。

学校に提出物や宿題を置き忘れる

忘れ物に関して無責任

家で学校の準備をしていない

  

したがって教師ができるのは

①確実に配布物や宿題を持って帰らせる。

②忘れ物に対しての指導(忘れ物カード)

③家庭連絡

 

今回は、②忘れ物に対しての指導(忘れ物カード)について書いていきます。

 

忘れ物カード・・・忘れ物をした時に書く小さな紙(A6くらい)。

内容         

①日付

②名前

③忘れたもの

④忘れた理由

⑤どうするか

 

宿題の算数プリントを忘れたならば

①8月17日

②ハリー先生

③算数プリント

④やるのを忘れてたから。

⑤今日中にやって先生に渡します。と書きます。

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インストラクション

「忘れ物をすると、せっかくやったことが無駄になって時間がもったいないです。」

「必要なものならば、相手から借りなければならないこともあります。」

「あなたやあなたの周りの人のためにも、忘れ物を減らすようにしましょう。」

 

「しかし誰しも忘れ物をすることはあります。そのことで先生は叱りません。」

「忘れ物をした責任をもつため、忘れ物カードを提出して下さい。」

「忘れ物カードに書いたことや、忘れ物カードを書き忘れないようにしましょう。」

「忘れ物カードの場所は~で、提出場所は~です。」

「一度書いてみましょう!」

 

リハーサル

1.「忘れたことが気づいた時点ですぐに書きましょう(朝の時間が望ましい)。」

2.「大切なことは、どうするかです。」

「例えば、休み時間にする。明日持ってくる。

そのために連絡帳に書いておく。メモしておく。方法もいいですね。」

3.「それでは忘れ物をしたとして、書いて提出してみましょう!」

 

上手くいかない場合

忘れ物カードを書くことを忘れたA

A「書き忘れました。」

先「忘れ物はいつ気づきましたか?」

A「朝です。」

先「朝に気づけたんだね^^書き忘れないように、その時に書いてね!」

「カードの場所と提出する場所は覚えている?」

A「~です。」

先「そうそう!じゃあ今から書いてみよう^^」 

 

フォロー

・忘れ物をしたとき

「カードの場所は?」

 

・忘れ物カードを書いていたら

「よく覚えていたね!」

「休み時間にするんだ。がんばってね!」

(書いてあることを確認)

(笑顔でグー!)

《リアクションをとること》 

 

ポイント

メリットは、教師が誰が何を忘れたといちいちメモをとらなくてもいいこと。

「~忘れました。」と悲しそうな顔で訴えに来ることがなくなることだね。

私も忘れることあるから、先生も一緒にしたらいいかも!

 

 2019.8.16  ハリー先生

【忘れ物対応①】落ち着いたクラスづくり 誰でも使えるリハーサルの技術

忘れ物する子が多くてたいへん・・・《いちせんせい》

忘れ物予防と指導を一貫して行おう。
保護者に協力を求めることもあるね。《ハリー先生》

 

 

目的:忘れ物対応の時間を減らそう。

 

理由:忘れ物の対応には時間とエネルギーをけっこう使うから。

 

   子どもが忘れ物するのには、大きな3つの原因がある。

   ①学校に提出物や宿題を置き忘れる

   ②忘れ物に関して無責任

   ③家で学校の準備をしていない

  

   したがって教師ができるのは

   ①確実に配布物や宿題を持って帰らせる。

   ②忘れ物に対しての指導(忘れ物カード)

   ③家庭連絡

 

   今回は、①確実に配布物や宿題を持って帰らせる。について書いていきます。

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インストラクション

「忘れ物をする原因は、机の中に《持って帰らないもの》と《持って帰るもの》が混ざっていることにあります。」

「だから帰るときに、机の中の配布プリントや教科書はからっぽにしましょう。」

「学校に教科書などを置きたい場合は、指定の場所に置いて下さい。」

《例えばロッカーやボックス。一目見て、何が置いてあるかわかります。》

「では練習します。」

 

リハーサル

1.帰る前に、机の中を確認しましょう。と言います。

2.そのときに机の中を見て、持って帰るものがあればランドセルに入れる。

  教室に置いておくものは指定の場所に移動させて下さい。

3.スムーズに行いたいので、静かに30秒以内でしましょう。

  「机の中を確認しましょう!」

 

上手くいかない場合

机の中に宿題を入れたまんまだったA

A「宿題を学校に忘れました。」

先「机の中は?」

A「からっぽにする。」

先「そうだね^^

  机の中を確認しましょう!の言葉を聞き逃さないように^^」

 

 

ルーティンにするために

・帰る準備をしているとき

 「机の中は?」

 

・机の中を確認していたら

 「どうだった?」

 「いいね!」

 「覚えていたんだね!」

 (笑顔でグー!)

 《リアクションをとる》 

 

ポイント

忘れがちな子には、周りの子に声をかけてもらうようにしよう!
そうしたら2人を褒めることができるね。

笑顔でスッキリかえれるね!

 

 2019.8.15  ハリー先生

【朝の時間】落ち着いたクラスづくり 誰でも使えるリハーサルの技術

ランドセルを片付けたり連絡帳を書いたりせず
いつまでもダラダラとおしゃべりしているよ・・・《いちせんせい》

リハーサルを使って練習しよう!
その後は掲示物と声かけでフォローだね。《ハリー先生》

 

 

目的:朝の時間を有効に使って、学校モードに切り替えよう!

 

理由:朝の時間が20分だとする。

   年間約200日学校に来るから、1年で約66時間の時間となる。

   この時間を有効に使うことが始めの一歩!

 

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インストラクション

「学校は何をするところですか?」

「そうですね。色々な勉強をするところです。」

「だから学校についたら、《学校モード》になりましょう。」

「だらだらするのではなく、するべきことをすぐにする。」

「朝の時間は1年間で約66時間になります。」

「この時間は、1年間で学ぶ音楽や図工以上の時間になります

(授業時数にすると約88時間だから)。」

「有効に使いましょう。」

「そのときのポイントは《黙ってする》です。」

「今から練習してみましょう。」

 

 

リハーサル

1.朝、教室に入るときは先に入っているクラスメイトや先生に挨拶をします。

  「おはようございます。」

2.まっすぐ自分の席に向かって、持ってきたものを整理します。

  そしてランドセルを片付けます。

3.提出物や宿題を出します。

4.連絡帳を書いて、提出します。

  8:15までにここまで終われるようにしよう。(時間設定)

5.トイレや必要な場合は着替えます。

※日直の仕事がある場合は、ここでします。

6.やり直しや、質問がある場合は行います。

7.全て終われば、遊びに行ってもいいです。

  しかし教室は学びの場なので、静かに過ごします。

 

 

上手くいかない場合

提出物を忘れて遊びに行ったA

A「出すの忘れていました。」

先「休み時間に話しましょう。」

 

~休み時間~

先「提出物はどのタイミングで出すの?」

A「ランドセルを片付けた後です。」

先「そうだね^^

  前の黒板を見て明日は忘れないように確認してね^^」

 

 

ルーティンにするために

・ランドセルを片付けたとき

 「覚えているかな?」

 

・提出物を出したとき

 「よく覚えてたね!」

 「ばっちり!」

 「え!覚えてたの!」

 (笑顔でグー!)

 

思い出すための声かけ

期待していた行動ができたときに褒める

簡単なことを褒めにくいなら《リアクションをとる》 でもいいです!

 

 

 

ポイント

ルーティンにするには2週間以上かかります!
根気強く次の日もグーサイン!!

手順の掲示物をラミネートで毎日はってみるよ!

 

 2019.8.15  ハリー先生

【若手必見】落ち着いたクラスづくり 誰でも使えるリハーサルの技術

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1.学級経営が大切な理由

 

【学級経営が上手けりゃなんとかなる!】

 

本当かなあ? だって他にも教科指導や児童理解や評価やいっぱいあるよ?

≪いちせんせい 小学校教師1年目 指導のあり方に悩む≫ 

 

学級経営はそれら全ての基盤なんだよ。

 ≪ハリー先生 学級経営に詳しい先生 いちせんせいの先輩≫

 

 

学級経営は、最終的に子どものためになる全てのことです。

 

範囲が広くて曖昧ですよね(笑)

 

したがってこの題名の記事では、具体的な学級経営の指導場面を丁寧に書いていきます。

 

でもそんな小手先のテクニックじゃ、一方的な指導にならない?

 

確かに、子どもの姿が見えなくなったらいけないね。

 

 

そうならないように、ケース(場面事例)毎に

・目的

・そうする理由(メリット)を書いていきます!

 

やればいいってものではないので、目の前にいる子どものことを考えて、アレンジして下さいね!

 

 

 

2.子どもたちが学級に求めていること

 

子どもの姿は思い浮かぶけど、何考えてるかわかんないよー!

 

じゃあ実際に聞いてみよう!

 

「どんな学級にしたいか調査の結果」

・仲のいい、協力できる、優しい、チャレンジ、助け合える

 勉強、落ち着ける、安心、居場所

 

まとめると、

・友だちと上手く付き合えるクラス

・成長し合えるクラス

・安心できるクラス

 

そしてこれらは

学級経営が上手くいってたら全て解決します。

 

例えば、

・朝の会が上手にできるクラス

・休み時間を上手に過ごせるクラス

・当番活動がばっちりなクラス

 

そう。当たり前なんです。その当たり前をきちんと指導できているでしょうか?

 

毎日言っていますよ~。大声で怒鳴って言い聞かせたりしながら。

 

それで子どもたちはできるようになった?

 

それがなかなか・・・。当たり前のことをやらないのイライラしますよね!

 

できないとそうなるよね^^じゃあなぜできないのか原因を考えてみよう!

 

 

 

3.上手くいかない原因

 

日直の仕事とか、毎日忘れ物とかどうしてできないと思う?

 

やっぱり本人のやる気の問題ではないですか?

 

それもあるだろうね。でも本人がやる気になってるのにまた繰り返すことない?

 

あります!「もうしない!」って約束したそばからまた!がっくりです・・・。

 

あるあるだよね(笑)だから「本人のやる気」だけでは何ともならないことが多いんだ。

 

じゃあどうしたらいいんですか?

 

【リハーサルとシステムの工夫】をするんだ。

 

 

 

リハーサルというのは、本番の前に行う通し練習のこと。

 

運動会や音楽会の本番前にしたことがあると思います。

 

認知行動療法の一つであるSST(ソーシャルスキルレーニング)の中でもリハーサル(練習・モデリングとも言われます。)を使います。

 

例えば、歌詞を覚えていない状況で来週合唱の発表があるのに、

「ここで力強く!ここはゆっくり」と歌い方を言葉で説明されたり

「ここは想像しながら~」と歌詞の意味を説明されるだけでは、歌えるようになりません。

 

何度も練習して、リハーサルでできるようになったら本番も成功するものです。

 

それと同じように、日直の仕事について言葉で説明しただけでは、自分の番のときにすぐできません。ましてや毎日行わないならばなおさら。

 

こうすると説明するだけでなく、実際にリハーサルさせるのです。

もちろん全部を一人ひとりさせていたら授業ができませんので、簡単なものはある子をモデルにして、そのモデルをみんなに見せます。

 

言葉だけでなく、【実際に練習させるか、モデルを見せる

 

 

4.行動の強化

 

本当にリハーサルしただけで、できるようになるの?

 

いや、ならない。

 

だめじゃん!

 

いいんだよ。何だって練習を繰り返してできるようになるのだから。
試合や大会のとき、どれだけ練習しても失敗することもある。
逆にたまたま成功することもある。

 

じゃあ100%ってないんだ・・・

 

それでも近づけることはできる。そのためには

 

大きな声で叱らない。

できたら褒める

 

言われたことをできなかったときは、

・もう一度やり直しさせる。

・どうしたらよかったか聞く。

・笑顔で次は頑張ろうね!という。

 

少しでもできたら

・大きく褒める

・認める

・驚く

まあリアクションをとるんです。

 

 

すると他の子たちも、「こうしたらいいんだ」ってわかる。

 

大切なのは一貫性。

 

前は見逃したのに。

前は褒められたのに。

 

となると、どうしたらいいのか子どもたちはわからなくなります。

 

 

5.システムの工夫

 

なるほど・・・何となくわかってきました!
大声で怒鳴るのではなくて、行動の前にリハーサルをして褒める機会を増やすんですね!

 

そう!ものわかりがいいね!

 

大雑把にはそうなんだけど、実際どうしたらいいかケースごとに教えていくね!

 

あと、そもそも動きにくいシステムってあるんだ。

 

例えば授業中にトイレに行きたくなったとき、

「先生に話しかけられそうなとき、申し出て」というシステムでは、動きにくいんだ。

だからシステムの工夫を取り入れながらいくよ!

 

はーい!!

 

【簡単まとめ】プログラミング教育の目的と指導内容

来年度から【プログラミング教育】が実施されます!!

 

・・・で?ていう感じですね。笑

 

かく言う私も、とりあえずプログラミング教育についての本や、文科省が出している目標や内容を読みましたが、いまいちピンときませんでした。


で、

結局プログラミング教育って何すること?

どのように指導したらいいの?

 

と悩む方へ、今日はプログラミング教育の研修を受けたので簡単にまとめていきますね!


この記事を読むことで、

☑️プログラミング教育の必要性がわかる。

☑️プログラミング教育の指導内容がわかる。

 

かなと思います!

 


1.プログラミング教育って?

 

1ー1.身近なものか?

 

「今日一日で、どれくらいプログラミングにお世話になりましたか?」

 

そうです。ほぼ全てです笑

電気をつける。

冷蔵庫を開ける。

服を着る(服を作るプログラミングされた機械で作られていますね)。

車に乗る。

 

アナログの反対。自動化されているもの。と考えてもいいかもしれません。

現在は、プログラミング がないと生活ができないところまで密接なのです。

 

だから、プログラミングを学ぶことはとても自然で、役に立ちます!


1ー2.生活に結びつくプログラミング

 

例えば、信号が長いところと短いところとありますよね。

これも、人が信号に対して意図的にプログラムしたからなんです(ランダムではありません!)。

 

「じゃあどんな意図があるの?」と考えると

信号が長いのは、

・距離が長いからかな?

・お年寄りが通りやすいのかな?

・こっちの道の方が交通量が多いのかな?

とたくさん理由を考えられます。

 

生活の中にある疑問を、人がプログラミングしたもの→「意図のあるもの」と考えるようにしたら、

【世の中を良くするヒントに気づけるようになります。】

これはすごく大切なんです。

 

1ー3.プログラミング的思考は生活を豊かにする?

 

プログラミングは機械だけでなく、思考にも結びつきます。

「明日の予定は・・・」

「料理の手順は・・・」

これらもプログラミング的思考を用いています。

 

つまり、段取り・順序・計画・準備・実行

全てなんです。

 

1ー4.プログラミング教育の意義

 

前述したように、パソコンやタブレットを使えるようになることが目的ではありません。

プログラミングを用いて学ぶ意義は、

・プログラミング的思考を身につける。

・その教科に関心をもつ。

です。

 

2.プログラミング教育の指導

 

2ー1.何を教える?

 

先ほども言ったように、パソコンの使い方を教える訳ではありません。

だから情報科や技術科のように、教科化されてはおらず、評価の対象にもなりません。

 

教科の中に盛り込んで教えます。

 

2ー2.どのように教える?

 

具体的には、

・ペッパーくんが問題を出してくれる。

・ペッパーくんがクイズや指示を出してくれる。

・アプリを使って、理科の実験をタブレットで行う。

・アプリを使って、作曲を行う。

 

2ー3.どのような力を育む?

 

プログラミングを用いることで、教育の幅が広がります。

例えば、総合の学習のまとめをペッパーくんにプログラミングするなら

・主体的に

・夢中で

・アイデアを出し合って

・試行錯誤する。


【夢中でやっている間に、学習内容が身についている】という感覚です。

つまり楽しいのです。

 

3.まとめ

 

来年度から始まるプログラミング教育。少しはイメージできたでしょうか?

とは言っても、タブレットやペッパーくんのようなIT機器がないと指導しにくいですね・・・

 

来年度から、年間6回(間違っていたらすみません)プログラミング用いた授業を実施していきます。

スタートは大変ですが、教師もプログラミング的思考を発揮して楽しんでいきたいですね!

 

最後に個人的にですが、

小学生段階でプログラミングのスキルに触れることは、これからの社会を生きていくのに必須かなと考えています。

野球している人は、160キロで投げるピッチャーの凄さが分かりますが

初心者には想像できません。

 

それと同じように、プログラミングを体験することで、世の中にあふれている便利なものの凄さに気づき、

そして、もっと凄いものを創造する人になるのかなと思います。

 

教師の夏休みの有意義な過ごし方【オススメ3選】


夏休みが始まりました!

何だかんだ出張や学校の業務で忙しい夏休み。

しかし自由な時間を確保しやすい時期でもあります!

 

「時間はあるけど何をしたらいいか分からない!」

という方はぜひ読んで下さい^^

他にも、

☑️自由な時間がある夏休みを有意義にしたい教師

☑️教師の夏休みってどんなことをするのか知りたい人(教育学部の学生さん)

 

「夏休みをいつもダラダラ過ごしてしまい、時間を無駄にしているなあ。」
「他の先生は何をしているのか、ついでに知りたい。」

 

そんな方たちのために、

現役の小学校教師が、下記の内容を解説します!

 

 


◼️1.有意義な夏休みの過ごし方

 

⬜️1-1.読書

 

私は、読書が一番有意義だと思います。

その理由は、本を読むこと以上に、優良で効率的な体験は他にないからです。

 

自分の興味のある分野など何でもいいです。

・小説や文学

・歴史、自然、芸術、生物、天文

・実用書、ビジネス

・マンガ、児童書

 ・社会、政治

 

できたら、今まで読んだことのないジャンルを読むことで、知識の幅は広がります。

 

また教育書の中ならば、じっくり読めるものがいいかと思います。

例えば、

世界最高の学級経営 the FIRST DAYS OF SCHOOL ―How to be an effective teacher

世界最高の学級経営 the FIRST DAYS OF SCHOOL ―How to be an effective teacher

 

夏休みの間に1学期の反省をして、2学期よりよい学級経営を行うために読むといいと思います。

自分のクラスを成功に導くためにの学級経営に必要な知識がつまっています。

 

ランドセル俳人の五・七・五 いじめられ行きたし行けぬ春の雨--11歳、不登校の少年。生きる希望は俳句を詠むこと。
 

 不登校の子どもが作った俳句とそこに行き着くまでのエピソードが書かれています。

心打たれます。

 

エミール ─まんがで読破─

エミール ─まんがで読破─

 

 教育に携わる方にはぜひ読んで欲しい。

というか最低限の教養でしょうか?

わかりやすく漫画で読むのもいいと思います。 

 

エミール (まんが学術文庫)

エミール (まんが学術文庫)

 

 

また

Kindle Unlimited

は一ヶ月無料体験ができます。たっぷり読みたい人はぜひ。


⬜️1ー2.やったことのないこと

 

余裕のあるときにしかできないこと。それはチャレンジです!

今までにやったことのないこと(あえてやってこなかったこと)をやってみよう!

そうすることで新しい趣味や仲間が見つかるかも^^

 

例えば、

・地域で開催されているスポーツイベント

・初心者向けのスポーツの大会

・マジック

・縄とび

ディアボロ

・オセロ、将棋、ボードゲーム

 

私が今まで色々やってきて、価値のあったことです。

マジックの本

 

 

 

これでクラスの人気者! かんたんマジック (学研まんが入門シリーズ)

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アシックス(asics) クリアートビナワ ネイビー 91-130

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ディアボロ(M)

ディアボロ(M)

 

 

 


⬜️1ー3.富士登山

 

次に富士登山です!

富士山は開通時期があり、だいたい7月上旬から9月上旬あたりしか登れません。

つまり!夏休みにチャレンジするにはもってこいなのです!

 

私も友達に誘われて行きましたが、準備不足でけっこうしんどい思いをしました。笑

しっかり防雨・防寒対策を!

 

また富士山に登ることで、理科の授業や社会の授業で話ができるんですよ!

気温、天気、気圧、山、世界遺産などの授業の時



◼️2.他の先生は何をしている?

 

さて、他の先生方はいったいどんな過ごし方をしているのでしょうか?

独自調査(主に聞き取り)による結果です!!

 

◼️2ー1.旅行

 

多いですね〜。

2学期始まりのお土産タイムはどこの学校でもあるある。

長期休暇ということで、毎年海外に行かれる先生もチラホラおられます。

 

ちなみに子どもも旅行に行く子は多いですね。


⬜️2ー2.趣味・好きなこと

 

先生は何かしら趣味を持っている人が多いですね。

・野球観戦

・スポーツチームに所属

・音楽活動

・お笑いやミュージカルなど、芸術鑑賞

・コンサート

・釣り

・サーフィン

 

アクティブなイメージが強いです^^

 

⬜️2ー3.人と会う

 

普段会えない人に会いに行く方も多いですね。

・家族、親戚

・旧友

・サークル仲間

 

余裕があるなら幹事をしてもいいですね^^

 

⬜️2ー4.ダラダラしている

 

とは言っても、ダラダラする時間は長いようです。

生活習慣がガラリと変わる方も^^;

 


3.まとめ

 

いかがだったでしょうか?

私は今まで暇が嫌だったので、色々なことを試してみました。

 

結果、一番お金がかからず自分のためになるのは【読書】だと思います。

みなさんも色々試してみてください!

意外とハマって続くと、人生も豊かになります^^

 

【解説】世界最高の学級経営 ハリー・ウォン/ローズマリー・ウォン【第2章】

世界最高の学級経営 成果を上げる教師になるために

第2章:第1の特徴「前向きな期待」

 

第2章を読み終えました。

一つずつ、読みながら自分はどうだろうかって振り返りますね・・・。

というのも、教師の態度について書かれています。

その理由も。

 

前置きはさておき、さっさと内容にいきます!

 

 

 

1.こんな人にオススメ!


☆子どもの力を引き出すためにどうしたらいいか悩む人
☆できる教師にふさわしい態度について知りたい人

 

2.著者はどんな人?

ハリー・ウォン
サンフランシスコ出身→化学の高校教師→問題行動が起こらず、学びに熟達する結果をもたらす手法を開発→多くの栄誉を受ける。

ローズマリー・ウォン
小学校と中学校の教員→カリフォルニアで教師のメンター

教育界では世界的に有名な2人。
ハリーはこれまで100万人以上の教育者に向けて講演を行ってきた。

この本も全世界で400万部売り上げたベストセラーとなっている。

 

3.学びになったところ

 

教師の期待について

 

・1960年ハーバード大学で行われた研究

・特別に選ばれた教師と子どもたちとウソの情報を伝えただけだが、テストで著しく成長が見られたという実験

 

このことから、教師が

・前向きで高い期待をもつ姿勢

・前向きな期待の言葉を伝えている。

 

すると、子どもたちは計り知れない力を発揮する。

 

教師の身だしなみについて

 

・子どもたちは、教師の服装、行動、言動からメッセージを受け取る。

・また教師の着る服が子どもたちの学習、態度、規律に影響する という調査結果もある。

・これらを気にかけ「先生はすごい」と思われると、子どもは良い大人像を目指して勉強を頑張る。

・ふさわしくない服装は、「私は貧乏で、だらしくなく陰気で価値のない人間だ」というメッセージを送っているのと同じ。

 

 

子どもの力を引き出すために整えること

・言葉「おめでとう」「手伝ってくれて助かるよ」

・態度「微笑む」「話をきく」「ドアを押さえてあげる」

・環境「観葉植物」「きれいな教室」「心地いい家具」

・ひとりごと「ミスしても大丈夫」

 

行儀よく子どもにするためには

 

まずは教師が実践する。

・人を名前で呼ぶこと

→子どもたちは平均的に、両親から注目されている時間は、約12分

 

・「〜してもらえる?/お願いします。」を言う。「ありがとう」とセットで。

→そうでないと、命令になる。あなたの自由を奪うというメッセージに。

 

・微笑むこと

→あなたの力になるためにここにいるよ。というメッセージに。

 

・愛情

→幸せで成功をおさめるためには「愛情豊かなこと」「有能であること」

   そういう態度を示す。

 

4.感想

 

いかがだったでしょう^^

 

先生の全ての行動、態度で子どもたちはメッセージを受け取っているということは衝撃でした。

教えるプロとして仕事をしているなら、意識的に行いたいと考えを改めましたね・・・・

 

特に服装や態度は意識されにくいところです。

気をつけないと・・・。

 

次の章はおまちかね!

学級経営についてです!!

 

この本の一番大切なところなのでこれまた楽しみですね^^

 

※きっと丁寧に翻訳されているので、意味合いがしっくりこないところは勝手に意訳させていただいてます。