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【教育】はりはりブログ

現役小学校教師の教育ブログ  主に「書評」「アンケート考察」「学級経営の実践」について書いていきます!

【忘れ物対応①】落ち着いたクラスづくり 誰でも使えるリハーサルの技術

忘れ物する子が多くてたいへん・・・《いちせんせい》

忘れ物予防と指導を一貫して行おう。
保護者に協力を求めることもあるね。《ハリー先生》

 

 

目的:忘れ物対応の時間を減らそう。

 

理由:忘れ物の対応には時間とエネルギーをけっこう使うから。

 

   子どもが忘れ物するのには、大きな3つの原因がある。

   ①学校に提出物や宿題を置き忘れる

   ②忘れ物に関して無責任

   ③家で学校の準備をしていない

  

   したがって教師ができるのは

   ①確実に配布物や宿題を持って帰らせる。

   ②忘れ物に対しての指導(忘れ物カード)

   ③家庭連絡

 

   今回は、①確実に配布物や宿題を持って帰らせる。について書いていきます。

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インストラクション

「忘れ物をする原因は、机の中に《持って帰らないもの》と《持って帰るもの》が混ざっていることにあります。」

「だから帰るときに、机の中の配布プリントや教科書はからっぽにしましょう。」

「学校に教科書などを置きたい場合は、指定の場所に置いて下さい。」

《例えばロッカーやボックス。一目見て、何が置いてあるかわかります。》

「では練習します。」

 

リハーサル

1.帰る前に、机の中を確認しましょう。と言います。

2.そのときに机の中を見て、持って帰るものがあればランドセルに入れる。

  教室に置いておくものは指定の場所に移動させて下さい。

3.スムーズに行いたいので、静かに30秒以内でしましょう。

  「机の中を確認しましょう!」

 

上手くいかない場合

机の中に宿題を入れたまんまだったA

A「宿題を学校に忘れました。」

先「机の中は?」

A「からっぽにする。」

先「そうだね^^

  机の中を確認しましょう!の言葉を聞き逃さないように^^」

 

 

ルーティンにするために

・帰る準備をしているとき

 「机の中は?」

 

・机の中を確認していたら

 「どうだった?」

 「いいね!」

 「覚えていたんだね!」

 (笑顔でグー!)

 《リアクションをとる》 

 

ポイント

忘れがちな子には、周りの子に声をかけてもらうようにしよう!
そうしたら2人を褒めることができるね。

笑顔でスッキリかえれるね!

 

 2019.8.15  ハリー先生