【朝の時間】落ち着いたクラスづくり 誰でも使えるリハーサルの技術
ランドセルを片付けたり連絡帳を書いたりせず
いつまでもダラダラとおしゃべりしているよ・・・《いちせんせい》
リハーサルを使って練習しよう!
その後は掲示物と声かけでフォローだね。《ハリー先生》
目的:朝の時間を有効に使って、学校モードに切り替えよう!
理由:朝の時間が20分だとする。
年間約200日学校に来るから、1年で約66時間の時間となる。
この時間を有効に使うことが始めの一歩!
インストラクション
「学校は何をするところですか?」
「そうですね。色々な勉強をするところです。」
「だから学校についたら、《学校モード》になりましょう。」
「だらだらするのではなく、するべきことをすぐにする。」
「朝の時間は1年間で約66時間になります。」
「この時間は、1年間で学ぶ音楽や図工以上の時間になります
(授業時数にすると約88時間だから)。」
「有効に使いましょう。」
「そのときのポイントは《黙ってする》です。」
「今から練習してみましょう。」
リハーサル
1.朝、教室に入るときは先に入っているクラスメイトや先生に挨拶をします。
「おはようございます。」
2.まっすぐ自分の席に向かって、持ってきたものを整理します。
そしてランドセルを片付けます。
3.提出物や宿題を出します。
4.連絡帳を書いて、提出します。
8:15までにここまで終われるようにしよう。(時間設定)
5.トイレや必要な場合は着替えます。
※日直の仕事がある場合は、ここでします。
6.やり直しや、質問がある場合は行います。
7.全て終われば、遊びに行ってもいいです。
しかし教室は学びの場なので、静かに過ごします。
上手くいかない場合
提出物を忘れて遊びに行ったA
A「出すの忘れていました。」
先「休み時間に話しましょう。」
~休み時間~
先「提出物はどのタイミングで出すの?」
A「ランドセルを片付けた後です。」
先「そうだね^^
前の黒板を見て明日は忘れないように確認してね^^」
ルーティンにするために
・ランドセルを片付けたとき
「覚えているかな?」
・提出物を出したとき
「よく覚えてたね!」
「ばっちり!」
「え!覚えてたの!」
(笑顔でグー!)
思い出すための声かけ
期待していた行動ができたときに褒める
簡単なことを褒めにくいなら《リアクションをとる》 でもいいです!
ポイント
ルーティンにするには2週間以上かかります!
根気強く次の日もグーサイン!!
2019.8.15 ハリー先生