【授業中のトイレ指導】落ち着いたクラスづくり 誰でも使えるリハーサルの技術
なんで授業中にトイレ行くの~!?《いちせんせい》
え、ダメなの?《ハリー先生》
目的:安心してトイレにいけるようにする。
理由:授業中にトイレに行くのは良くないと子どもは思っていて不安だから。
「先生、(お腹痛いから)トイレに行ってもいいですか?」「いいよ^^」
先生あるあるの1つ。
休み時間でも言いにくる子もいますよね。
そもそもトイレ行くのに許可はいるのでしょうか。
「ダメ!」と言うときはないですよね。
トイレに行くことは自由なので好きに行きゃいいのです。
(「トイレに行きます」ならまだいいかな?)
でも学年や児童の実態に応じて、どこに行ったか確認したいこともありますよね。
基本は自由に行かせたらいいですが、今回は【確認がとれるトイレの行き方】を書いていきます。
インストラクション
「トイレは休み時間に行く方がいいのですが、授業中にトイレに行きたくなることがありますね。」
「トイレを我慢することは体によくありません。」
「だから授業中でも我慢せずに行ってくださいね。」
「でも先生はどこに行ったか知りたいので、サインを決めましょう。」
「なぜならトイレに行くのにいちいち先生に言うと、授業を中断しないといけないし、言いにくくて我慢することがあるからです。」
「トイレ行きます。のサインは【グーをした手の甲を先生に見せる】です。」
「先生が気づいたら頷きますので、何も言わずにトイレに行ってください。」
「もし先生が気づかなかったら、周りの人に伝えてから行っても構いません。」
「では練習しましょう。」
リハーサル
1.「みなさんはトイレに行きたくなりました。どうしますか?」
2.「そうそう!」
「そんな笑顔じゃなくてもいいよ笑」
「教えてもらった人は先生に言いに来なくてもいいですよ。」
上手くいかない場合
「トイレに行ってもいいですか?」と聞くA。
先「行ってもいいよ^^」
覚えていないなら、「言わなくても大丈夫だよ。」と添えます。
それでも聞いてくる場合は、他に理由があるからかもしれません。
「いいよ^^」と笑顔で返事しましょう!
フォロー
・トイレに行って褒めるの変なので笑
「グー(サイン)していいよ」
「周りの人に言ってもいいよ」と思い出させたり
褒めても大丈夫な子には
「上手にできたね」
と言います。
ポイント
安心したトイレライフを!
ガマンダメ。ぜったい!
2019.8.21 ハリー先生