【道徳】記述評価を10分で書く方法【時短術】
成績をつけるの大変だったよ~《いちせんせい》
記述評価は後に残すと大変だからね《ハリー先生》
学期ごとの成績。特に記述評価は大変ですよね。
(道徳や総合的な学習の時間、英語、生活、総合所見・・・)
そんな記述評価をへっちゃらにするワザを紹介します!
それは・・・
先に評価項目を準備して、授業後の10分でチェック!
道徳の記述評価のつけ方(一例)
以下の順番で記述評価をつけます。
①大くくりのまとまりでみた時の評価→②特に→③顕著に認められる成長・学び
小学4年生を想定した例です。↓↓
①大くくりのまとまりでみた時の評価(先に準備しておく)
・話し合いを通して自分と友達の意見を重ね合わせ、自分の考えをもつことができていました。
・道徳の授業を通して、これからの自分がどのように成長していくべきかについて深く考えることができていました。
・友達との交流を通して学んだことを、今後の生活の中で実践していこうとする意識を高めていました。
・自分の意見を積極的に発表し、その意見に対する友達の思いを聞いていました。
・自分の経験を振り返りながら、物語の登場人物を自分のこととして考えることができていました。
②特に ③顕著に認められる成長・学び(ノートや授業での様子から)
・特に親切について考える授業では、友達が困っている時にどのような行動をとることが親切なのかを深く考えることができていました。
・特に「友達が泣いている」の授業では、実際に友達が泣いているのに気づいたら、勇気をもって声をかけることが大切だと述べていました。
・特に「おかあさんのせい求書」の授業では、普段自分が生活できているのはお家の人の支えがあることだと気づき、自分にできることは何かを考えていました。
・特に「道子の赤い自転車」の授業では、人が安心して生活を送るために、決まりやルールを守ろうとする様子が見られました。
・特に「思いがけないあいさつ」では、「あいさつをすると自分も相手も気持ちがいいから、もっと笑顔であいさつする。」と、述べていました。
・特に「百点を十回取れば」の授業では、正直に言うことのよさについて考え、「自分のためにうそをつかないようにする」と、述べていました。
・特に「百点を十回取れば」の授業では、正直に言うことのよさについて考え、自分の考えを深めることができました。
・特に「えがおのクリニクラウン」の授業では、笑顔には力があることを知り、自分の考えを深めることができていました。
組み合わせると
・話し合いを通して自分と友達の意見を重ね合わせ、自分の考えをもつことができていました。特に親切について考える授業では、友達が困っている時にどのような行動をとることが親切なのかを深く考えることができていました。(103字)
・友達との交流を通して学んだことを、今後の生活の中で実践していこうとする意識を高めていました。特に「友達が泣いている」の授業では、実際に友達が泣いているのに気づいたら、勇気をもって声をかけることが大切だと述べていました。(109字)
授業が終わった後、10分で評価項目(③顕著に認められる成長・学び)を考えます。
もちろん先に予想して書いてもいいし、同じ記述内容になる子どもがいてもいいです。
ポイント
授業後にすぐ評価するのがポイント!
評価すると思いながら授業もできるね!
2019.9.8 ハリー先生