【書評】世界最高の学級経営 ハリー・ウォン/ローズマリー・ウォン【第1章】
世界最高の学級経営 成果を上げる教師になるために
私のような若手の教師は、経験が浅くて学級経営に悩みがち。
そんな中、この本を見つけて「うっそだー!世界最高だなんて・・・ホント?」
ウソのようで何やら引き寄せられて購入。
ぶ厚い本なので、簡単な書評で終わらず
たっぷりと考えていきたい。
したがって各章一記事で進めようと思います。
1.こんな人にオススメ!
☆よい教師とは何か 知りたい人
☆学級開きでは何が大切か知りたい人
2.著者情報
著者はどんな人?
ハリー・ウォン
サンフランシスコ出身→化学の高校教師→問題行動が起こらず、学びに熟達する結果をもたらす手法を開発→多くの栄誉を受ける。
ローズマリー・ウォン
小学校と中学校の教員→カリフォルニアで教師のメンター
教育界では世界的に有名な2人。
ハリーはこれまで100万人以上の教育者に向けて講演を行ってきた。
この本も全世界で400万部売り上げたベストセラーとなっている。
3.学びになったところ
学級開きで大切なこと
それは、一貫性の確立です。
子どもたちは新しい先生に対して不安をもっています。
それは「何をしたらいいのか分からない」ということ。
だから一貫性をもって
・教師の役割
・クラスの手順の確立
・仕事としての教師の責任
を説明します。(プレゼンする先生もいる)
指導のありかた
よく、「子どもの心に火をつける教師」が素晴らしいと言われています。
この本では、「子どもの人生を変える教師」としています。
子どもの人生に影響を与えるようになると、達成感や誇りを持つことができ、より幸せな人生を遅れるでしょう。
成果を上げる教師は
・学級開きのために進行をまとめておく
・常に知識やスキルを習得し続ける
・結果をだす
・子どもの人生に関わり、影響を与える。
研究に基づいたやり方が有効
多くの教師は、自分が教わった通り(自分の経験に基づいて)教えている。
これは、他の職種ではありえない。進歩しない。
子どもたちの成長のために、実績のあるやり方を実践することが大切。
4.感想
いやーーさすが、海外の内容!という感じでしょうか。
教師というものを、端的にそしてビジネスチックに述べられていました。
日本は、学校の常識は社会の非常識と言われるように、学校文化があるんですよね・・・。
いつまでも前に進まないというか。
頭がかたいというか。
教師の役割は、「子どもたちの人生を変えること」
ここをゴールとするならば、ガラリと今やっていることを考え直さないといけないですね!
そのためにどのように成果を上げたらいいのか。続きが気になります。
では第2章「前向きな期待」で・・・!